山上ヶ岳 トレッキング

和歌山に戻って最初の週末は世界遺産・大峯奥駈道における仏教施設の最高聖地、大峯山寺のある山上ヶ岳へ。

この山、平安時代初期から現在に至るまで女人禁制なんです。一方の神道施設の最高聖地、熊野本宮大社が「月の障りも なにかくるしき（和泉式部）」に見られるように平安の頃からジェンダーフリーな大らかな神だったのと比較してイマドキどうなの？とは思うけど、宗教のことだからねぇ。

と言ったモヤモヤはありつつも、女人結界門から入山。


　
良く整備された登山道に点在する茶屋を辿りながら登って行く。一本松茶屋を通過。茶屋と言ってもここは売店などはなく休憩できるだけ。



役行者のお助け水。



大峯奥駈道に合流し、洞辻（どろつじ）茶屋。





だらにすけ茶屋。



だらにすけ茶屋から道が険しくなり、短い鎖場を登って行くと・・・



行場のひとつ、鐘掛岩。



巻き道で登った鐘掛岩の上から吉野・紀ノ川方面。



断崖に逆さづりにされる「日本三大荒行」の場の「西の覗き」。



映像などでは大したことないんでしょ、と思っていたけどこれはアカン。



山上の宿坊群を過ぎる。こんな山奥にどうやって建てたのか。



山上の聖地、大峯山寺。



山頂部には「お花畑（笹原）」が広がる。



稲村ヶ岳・大日岳越しに近畿最高峰・八経ヶ岳方面（雲の中）。



山頂の岩場で休憩。山パン。



オレオは気圧の関係でパンパンに膨れていた。



山頂部にはトリカブトが群生。



下山中にすれ違う行者・白装束・登山者に、山上ヶ岳独特の挨拶「ようお参り」を交わしながら下山。



下山後、洞川温泉で汗を流して帰宅。



モヤッとするところはあったが、登ってみるとやはり良い山だった。