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蝶ヶ岳トレッキング [トレッキング]

大人になってから山登りに目覚めた自分にとって、蝶ヶ岳は特別な意味を持つ山だ。
小学校だったか中学に入っていたか、両親と自分、妹の家族4人で初めて登った本格的な山が蝶ヶ岳。
ルートは徳澤から長堀尾根を登り蝶ヶ岳ヒュッテに泊まって翌朝横尾に下りるルート。
今登ったとしても同じように感じるだろうけど、長堀尾根がまあ退屈で、折しも盆休みの蝶ヶ岳ヒュッテは阿鼻叫喚の地獄絵図。両親としてはこれを機に自分に山に目覚めて欲しかったんだろうけど・・・むしろ逆効果、自分を山から遠ざける結果になってしまった。
それからウン十年、なぜか自分で山に目覚めてしまったからには、改めて登って当時の遺恨?を晴らしておかねばなるまい。

安曇野側の三股登山口からのルートを選択、登山届を出して出発。

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登山口は蝶ヶ岳と常念岳の分岐になっている。左手の蝶ヶ岳ルートに進む。

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雪解けと昨日の雨で水量豊富な本沢を吊り橋で越える。

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沢から離れてしばらく登ると、このルートの名物、「ゴジラにみえる木」。

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やがて右手に安曇野のシンボル、常念岳が見えてくる。山頂は雪煙が舞って風が強そう。

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目指す蝶ヶ岳はこちら。常念よりは200mほど低く、北アルプスの中では入門編的存在。

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標高が2000mを越えると雪が出てくるのでアイゼンとピッケルを装備。

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蝶沢の雪渓を渡る。結構雪崩たような跡がある。

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見上げていた常念がだんだん目の高さになってくる。

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夏道を外れて樹林帯を直登していくとやがて森林限界を超えていく。昨日の雨が上の方では雪になったらしく、前日までのトレースは消えてかなり深い新雪ラッセル。

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稜線に出るとすぐに蝶ヶ岳ヒュッテ前に出る。予想通り、まっすぐ立っていられないほどの爆風が梓川側から吹き上げている。

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槍から大キレットを挟み北穂・奥穂当たり。

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穂高連峰。左奥は焼岳。

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山頂は目の前なんだけど、爆風で危ないのでパス。

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安曇野を眼下に見ながら降りていく。稜線の東側は風も穏やか。

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下山途中から山にガスがかかり始め、この後で霰が降り始め、標高を下げていくと雨になった。

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登山口付近では純白のイチゲや・・・

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ハシリドコロの群生。強い毒があるらしい。

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かなり濡れながら下山。

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山頂で腰を落ち着けて、とも行かず数枚の写真だけ取って降りてきたけど、一応これで一区切りはついたか。
 

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